新橋人形の館 館主の日記

燃えサントラ&泣きロック酒場 BAR 新橋人形の館 館主の日記です。

彼女の夢を見れば、あなたも失踪することができる!


 その植物は精力剤、媚薬、不老不死の薬といわれ、魔法や錬金術、呪術にも使われる。
 完全に成熟すると、自ら地面から這い出し、二股に分かれた根を足のようにして、徘徊し始める。

    マンドレイク 人喰い植物のえじき』 (2010年 アメリカ映画)


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                                            館で活躍中のヘドラ君。
 マンドレイクの見た目はゴブリンに似ているそうだが、この映画のマンドレイクは「ゴジラVSヘドラ」の
 ヘドラに似ている。
 ちなみに『人喰い怪物ゴブリン』(2010年 カナダ映画)に出てくるゴブリンの風貌は、こんな感じ。


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                                                                       こっちはウィキペディアにあるゴブリン

 500年前の呪いが潜む南米のジャングル。
 このジャングルを守る原住民は、恐ろしい呪いを鎮めるため、ジャングルへの侵入者たちを、生け贄として
 人喰い植物マンドレイクに捧げていた。
 ジャングルに眠る”征服者”の墓に埋葬された伝説の短剣を手に入れるため、資産家パルガスに雇われた
 軍曹マッコール、言語学者フェリシアら探検隊は、そんな恐ろしい呪いのジャングルであるとは知らずに、
 ”ジャングルへの侵入者”になってしまう。
 そしてマッコールらは、発見した墓の棺に刻まれた警告を無視して、”征服者”の胸に刺さった短剣を引き抜き、
 封印されていたマンドレイクの呪いを解き放ってしまう。

 マンドレイクやその亜種であるアルラウネは食人木として、しばしば創作された作品独自の設定を付加される。
 水木しげるの漫画「妖花アラウネ」は、人工授精で生を受けた美少女が周囲を破滅させていくという、
 ドイツのゴシックホラー小説「アルラウネ」をモチーフにしている。
 そこで館主はこの休日、「水木しげるの漫画大全集 世界怪奇シリーズ」を購入し、深夜の読書を愉しんだ。


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 水木しげるの漫画「妖花アラウネ」では、アラウネは黄色い花の魔草の根から生まれ、眠っている時に夢の中
 で会うことができる美女として描かれており、灰色の現実に生きる男たちをバラ色の世界へと連れて行って
 くれる。
 魔草アラウネを手に入れて、彼女の夢を見ることができれば、現実の世界から姿を消して、バラ色の世界へ
 行けるのだ。


  アイスクリームを2個食べてシュークリームを2個食べて深夜に漫画を読むという、
            素晴らしい休日を過ごした館主がいる
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