煙草に仕込まれた"宇宙ケシの実"に似た赤い結晶体。
その結晶体に冒されると「他人が全て敵に見えてくる」。
理性や感情を失い、敵を倒す殺意だけをもった人間に変わってしまうという。
旅客機墜落、タンカー爆破、ライフル乱射。
怪しい男を追って、ダンは北川町のとある木造ボロアパートに辿り着く。
腕をつかまれ強引に引っ張りこまれたアパートの一室でダンを待っていたのは、顔面ツルツル海老胴体
メトロン星人は、人間同士の信頼関係を奪い、人間が互いに敵視し、傷つけ合い、やがて自滅し、地球が
壊滅するよう目論んでいた。
「ようこそウルトラセブン、君が来るのを待っていたんだ。歓迎するぞ。
何なら、アンヌ隊員も呼んだらどうだい。」と、メトロン星人は宇宙人同士である(=地球人ではない)ダンを、
やたらと友好的に招き入れる。
ちゃぶ台を挟んで胡座をかくメトロン星人とダン。
メトロン星人にも日常があって、ご飯や味噌汁、買ってきたコロッケとかをのっけたりして
使ってるんだな、そのちゃぶ台。
急須でお茶でも淹れて、ダンをもてなしてみてはどうだろう、メトロン星人。
アンヌ隊員と一緒にちゃぶ台囲んで、すき焼きでもしたらどうだろう、ダン。
←右側の柱前、中央に胡坐をかいている
メトロン茶(眼兎龍茶)でもてなす!
40年前の少年ケンちゃん 40年後の刑事のケンちゃん
木造ボロアパートに潜伏し続けるメトロン星人のことを誰にも話さずに庇っていた。
ケンちゃんカイトちゃんに別れを告げ、地球を離れ自分の星に帰って行く。
「じゃあね、バイバイ」
実相寺監督、電車の中で化粧したり、携帯いじくってる人、大嫌いってお話なんですね。
てくれました。
アパートが、やっぱり木造のボロアパートで、
「これ、北川町のあのアパートじゃねっ?」
また、この気になるウルトラ遠近法実相寺式公衆電話は、
いくらメジャーになっても、館主にとって三池さんは最凶Vシネ監督であり、これは気になる。
メトロン茶をメニューに加えようかしら、と目論んでいる館主がいる