ちと暑かった彼岸の中日、扇風機のスイッチを入れた。 「フォッ、フォッ、フォッ ・・・」 と、笑いながら扇風機は回り始めた。 「うぬぬっ、この声は ・・・!」 思わず、息を呑んだ。 そう、そうだったのだ。 私の扇風機はケムール人だったのだ。 走るケ…
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