新橋人形の館 館主の日記

燃えサントラ&泣きロック酒場 BAR 新橋人形の館 館主の日記です。

KISS ジーン・シモンズ ワッキーワブラー / 青春の蹉跌

       ファンコ ワッキーワブラーシリーズ
     『KISS』ジーン・シモンズ ボビングヘッド  

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 ずっと出しっぱなしの放ったらかしにされて、ホコリだらけになった首振りジーン・シモンズ
 被害者はジーンだけではない。ショーケン(萩原健一)もホコリをかぶっていた。

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     館主に放ったらかしにされたDVD 『青春の蹉跌』
   1974年公開の映画 監督 神代辰巳 / 出演 萩原健一 桃井かおり

 そもそも館主のお目当ては、ショーケンでも桃井かおりでもなく、お嬢さま役で出演している若い頃の壇ふみを見てみたくて買った気がするが、もう覚えていない。

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 ショーケン壇ふみデートでムエタイの試合を観ているシーンがあり、「エッ、なんでムエタイ!?」と思わず笑った。また、水着姿の壇ふみはレアかもしれない。

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 原作である石川達三の中編小説『青春の蹉跌』(1968年)は、登場人物の設定やストーリーが、セオドア・ドライサーの小説『アメリカの悲劇』(1925年)に似ていると言われている。
 そこで、小説『アメリカの悲劇』をモンゴメリー・クリフトエリザベス・テイラーの出演で映画化した『陽の当たる場所』(1951年)を見てから、石川達三の『青春の蹉跌』を読んでみた。中編で読みやすく愉しめた。

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 エリザベス・テイラーまつ毛は二列、二重に生えているらしいのでエクステ要らず。確認しようと画面を凝視したが、よくわからない。
 軍配を上げると、神代辰巳監督の映画版『青春の蹉跌』は、エリザベス・テイラーのまつ毛よりも挑発的であると言える。

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 そして『青春の蹉跌』と同じく石川達三の小説を原作とした、山本薩夫監督の映画版『金環蝕』(1975年)に出演している宇野重吉の大胆な付け前歯も、それに引けを取らず挑発的だ。

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 ふんどし姿も壇ふみの水着に負けていない。宇野重吉、渋い。

 

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