さっき節約を誓ったばかりで、もう宝くじを買ってしまった。ハロウィンジャンボ、バラで10枚。三千円の出費である。
アキレルほど、何事に対しても意志が弱い、もうアキラメた。
それはさておき、ここはひとまずドイツのパワーメタルバンド、ハロウィン。
「守護神伝 Part I」 「守護神伝 Part II」 「守護神伝 -新章-」
(1987年) (1988年) (2005年)
ハロウィンの夜、3作を通しで聴こうかと思ったが、もしのんびり全部聴いたら、ハロウィンの夜はパワーメタルで終わってしまうだろう。
ハロウィンの夜といえば、ジョン・カーペンター監督の映画「ハロウィン」(1978年)。
家々が建ち並び平和に暮らすイリノイ州の小さな町、ハドンフィールド。10月31日のハロウィンの夜、6才の少年マイケル・マイヤーズは、両親の留守中、姉ジュディスをナイフで刺殺!
15年後のハロウィン、精神病院に収容されていたマイケルが脱走し、ハドンフィールドで秘かに別の家庭に引き取られ、17才に成長した実の妹、ローリー・ストロード(ジェイミー・リー・カーチス)の元へ!
少年時代マイケルの主治医であったドクター・ルーミス(ドナルド・プレザンス)は、マイケルが妹ローリーの命を狙っていることを察知し、マイケルを追ってハドンフィールドへ向かう!
百科事典みたいに大きな教科書を両手で抱いて登下校するジェイミー・リー・カーチス。中身の綴りが英語だと、こんなに教科書がバカデカくなってしまうのか。
ジェイミー・リー・カーチスの母であり、映画「サイコ」のヒロインで有名な女優ジャネット・リー。
映画「サイコ」で絶叫するジャネット・リー
(1960年 アルフレッド・ヒッチコック監督)
ジャネット・リーが犯人役で出演した、刑事コロンボ 第32話「忘れられたスター」は、コロンボシリーズの中でも傑作と言われている。
かつて一世を風靡した大女優が、往年のミュージカル映画の公開を機にカムバックし、再びスターとして脚光を浴びるため、ブロードウェイでのミュージカルを企画する。しかし、元医師である彼女の夫は反対し資金の援助を拒否、引退を促す。
そんな夫に苛立ち、スターへのカムバックを果たすため、彼女は夫を殺害する。夫がカムバックを反対したのは、彼女を愛するが故のことだったとも知らず・・・。
ドクター・ルーミス役のドナルド・プレザンスもまた、刑事コロンボ 第19話「別れのワイン」に犯人役で出演している。
経営するワイナリーを結婚資金のために売却しようとする弟を殺害する。
「逮捕されてホッとした」理由は、自分を庇ってコロンボに嘘をついた秘書から結婚を迫られていたから。「結婚生活より刑務所の方が自由かもしれない」と、コロンボが用意してきたワインで乾杯する。
映画「ハロウィン」(1978年)のヒロインであるローリー・ストロードは、17才だった当時から娘と孫娘をもつ現在に至るまで、40年以上続くシリーズ中、実兄であるマイケル・マイヤーズに命を狙われ続けている。
(”別の宇宙“のストーリーでは、彼女は名前を変えて息子をもち、すったもんだの挙句に40才でマイケルに殺害されてしまう。いずれにしても、油断禁物で息が抜けない緊張しまくりのハロウィンノイローゼ、兎にも角にも壮絶な人生となる。)
そしてこの40有余年、ジョン・カーペンターによる「ハロウィン」のテーマ曲は代々受け継がれ続けている名曲である。
館主はカーペンターの「要塞警察」のテーマ曲も好き。
要塞警察(1976年)
「ハロウィン」は、ロブ・ゾンビ監督で2007年にリメイクされた。前半のマイケル少年時代は、オリジナルより家庭環境が荒んでおり、アンレイテッド版があるだけに暴力描写も容赦ないが、これはこれでとてもよい。
「ハロウィン4 ブギーマン復活」(1988年)は”別の宇宙”であるが、ローリーの娘ジェイミー役の少女ダニエル・ハリスが印象的で、映画もとても面白い。
ロブ・ゾンビもおそらく「ハロウィン4」を気に入っていたのだろう。ロブ・ゾンビ版「ハロウィン」では、ダニエル・ハリスがローリーの友人アニー役で起用されている。
そして、既に他界してしまっているドナルド・プレザンスのドクター・ルーミス役は、映画「時計じかけのオレンジ」(1971年 スタンリー・キューブリック監督)のマルコム・マクダウェルに。
ロブ・ゾンビは自身のOfficial Music Video 「Never Gonna Stop」で、マルコム・マクダウェルが演じた主人公アレックスの扮装をしている。
さらに、ロブ・ゾンビ版「ハロウィン」の初っぱなでは、キッスの「ゴッド・オブ・サンダー」が流れてくる。(^^)好きなんだネ。
宝くじも買ったが、缶詰も買った。CoCo壱番屋さばカレー。
これで2回目。1回目に食べたのはずいぶん前なので、味を覚えていない。その為ちと不安があるので、さばカレーはご飯に直接かけずに、今回はそのまま食べよう。
大切な白いご飯は、ローソンで買ったキムチを乗せて、一口ずつ味わって食べたい。日々の楽しみ、かなり大袈裟に言えば日々生きがいである、この白いご飯で失敗を味わいたくない。
二階建(2パック一包装)のキムチと、おかめ納豆と同量である内容量50gのお得な極小粒納豆が気に入っていて、ローソンに寄るとキムチと納豆を買うことにしている。さば味噌煮、さんま蒲焼きなどの缶詰はファミリーマートで買う。
もうすぐハロウィン、忘れた頃にやって来る、CoCo壱番屋さばカレーとブギーマン。
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