二日酔いから覚めて中華三昧醤油味、昼寝から覚めてダブル海老カツバーガー2分の1、うたた寝から覚めてアイスモナカ3分の1。エアコンの温度設定は27度で扇風機は弱で首振り。営業時間短縮に係る感染拡大防止協力金は20万円。
館の入口に架かるダブルレインボー
ドドンゴが届く。受け取る。
ビニール袋に入ったタグ付きの15センチのソフビが、350円の普通郵便でポスティングされるのかと思って油断していたら、違った。
明らかにこれはポストよりもデカイ箱であり、ポスティングは不可能であった。
まだプチプチ入りのドドンゴ
これは非常にまずい展開である。「箱から出すのがもったいない」という凡人の思考ラインをまず超えねばならない。
このドドンゴは、「館主と共に館に連れて行って飾る」ことを目的として購入したのである。今こそ思い出すのだ、それを忘れてはならない。このまま「お蔵入り」ならぬ「お箱入り」にしてはいけないのだ。
ドドンゴのことをもっと真剣に考えよう。ドドンゴで頭をいっぱいにして、もうドドンゴを一人(?)家に残して館へは行けない、そんな自分になってしまおうではないか!
プチプチから解放されたドドンゴ
ドドンゴを見つめる。ドドンゴを見るたび、麒麟ビールを思い出す。ドドンゴはデザイン成田亨、モチーフは麒麟なので当然だ。そうだ、館にはドドンゴのビアジョッキがある。
そうだそうなんだ、前回は欲しいと思うドドンゴが見つからず、あのビアジョッキを買って我慢したではないか。そして今回やっと念願叶って、ジョッキに貼られたシールではなく、箱入りのドドンゴを手に入れたのではないか!
豊かさの証明、おやつ。グリコとろ〜りクリームプリン開封。「おおぉぉ〜クリームがのっている!」商品名のクリームという文字を読んでわかってはいても、ペリッと蓋を剥がした瞬間、一面に広がる白いクリームに思わず興奮する。
プリンの蓋を開けて、ドドンゴの蓋を閉める。
プリンを食べる間、蓋を閉められたドドンゴ
再びドドンゴの蓋を開けて、箱の内部を観察する。ドキドキする。また閉める。後で写真を撮っておこう。
初めての2人用の着ぐるみ製作だったので、「ドーンとやろうぜ!」ということで「ドドンゴ」と命名されたらしい。いいね。
ウルトラマン第12話「ミイラの叫び」で縦に二人並んでドドンゴ、第13話「オイルSOS」で横に二人並んでペスター。
荒垣さんと清野さん、二人はいつも共に火の中水の中。
ドドンゴでは縦に並びペスターでは横に並ぶ、荒垣さんと清野さん
ウルトラQ 空想特撮シリーズ ウルトラマン 第12話「ミイラの叫び」
洞窟でミイラ人間とドドンゴは、共に7000万年の静かな眠りについていた。しかし身勝手な人間の手でミイラ人間が発掘され洞窟の外の世界へ。
人間の研究材料となり、ある日「フランケンシュタインの怪物」の如く蘇る。ミイラ人間は伴侶であるドドンゴと共に静かに洞窟で眠っていたかっただけなのに。。。
ミイラ人間が断末魔の悲しい叫びをあげた時、ドドンゴはミイラ人間を救出すべく長い眠りから覚める!
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