新橋人形の館 館主の日記

燃えサントラ&泣きロック酒場 BAR 新橋人形の館 館主の日記です。

#映画

緊急事態宣言、サインランゲージは『Choke チョーク!』 

息ができないせいで、首の静脈が浮く。顔が赤くなる。熱くなる。額に汗が噴き出す。 シャツの背中に汗の染みが点々とにじむ。両手で喉をしっかりとつかむ。 窒息死しかけていることを表す人類共通のサインランゲージ。 「チョーク!」チャック・パラニューク…

「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」~「孤島の鬼」「パノラマ島綺譚」「インスマスの影」

江戸川乱歩の小説をいくつか続けて読んでいると、それぞれの作品に登場する海岸線、孤島、岩壁、洞窟、蔵、古井戸、屋敷、屋根裏、蠢く虫、長椅子、街頭、車、曲馬団、見世物小屋、看板、そして世間に異和感を持って生きている人間たち(時には不遇者であり…

「私はゾンビと歩いた!」~「わが馬よ語れ」 ヴードゥーの神々

ヴードゥーの神々は、奴隷船に乗せられたアフリカ各地の黒人の民たちと共に、カリブ海 西インド諸島に位置するハイチへやって来た。 アメリカ映画「私はゾンビと歩いた!」では、ハイチのヴードゥーは呪術によって人間から思考能力も言葉も奪い、肉体を魂の…

「バビル2世」横山光輝の世界を組み立てよう 飛べ、ロプロス!火を噴け、大蝦蟇!

では、Furutaの食玩「横山光輝の世界 彩色済みフィギュア全8種+?」を組み立ててみよう。 「鉄人28号」(白黒版)。なぜか両股が大きく開いているが、開かないと胴体をはめられなかった。ハシタナイのでやはり股間は閉じていた方がよい。 しかし、股間からジ…

南極のペンギン、北極のインド人、奄美の画家、虎と対決したのは倉田保昭だけではない

虎と戦ったのは倉田保昭だけではない。 空手、つまり素手で虎と対決した男、「和製ドラゴン」倉田保昭。 「武闘拳 猛虎激殺!」(1976年 東映 主演/倉田保昭 監督/山口和彦) 倉田保昭が敵陣を破りながら城の天守閣まで登りつめ、大ボス”ベンガル虎”(本物)と対…

今日は13日の金曜日、今は次の13日で日曜日

今日は11月13日の金曜日。館主の誕生日である。 あっという間に、ブルース・リーより21年も長生きしてしまった。 半生というにはいささか長いこの歳月を振り返り、「ワインをガブ飲みすれば便秘を解消できるが、それは麦茶でも可能である」と時の重さを噛み…

ブギーマンとCoⅭo壱番屋さばカレーは、忘れた頃にやって来る

さっき節約を誓ったばかりで、もう宝くじを買ってしまった。ハロウィンジャンボ、バラで10枚。三千円の出費である。 アキレルほど、何事に対しても意志が弱い、もうアキラメた。 それはさておき、ここはひとまずドイツのパワーメタルバンド、ハロウィン。 「…

おぞましいデザインの座布団の上で「変身っ!」

風呂から上がり、爪も鼻毛も切って、すっきりした。 チョコレートのコーティングがベタベタに溶けたエンゼルパイを食べながら、もう一つを冷蔵庫に入れる。これで次のエンゼルパイを美味しく味わうことができる。 ” 虫化”してしまった兄、そしてペット 昆虫…

黒蜥蜴は月光仮面の如く去ってゆく      さようなら、としまえん  

もはやブームは去った。 マイブームは、緊急事態にもかかわらず、県を跨いで遥か彼方に、月光仮面の如く、「あっ」という間に去って行ったのだ。 「マスクをしよう」 疾風(はやて)のように現れて、疾風のように去ってゆく 月光仮面は誰でしょう? 月光仮面は…

千に一丁の銃「ウィンチェスター銃 ′73」

「スー族がカスター部隊を全滅させた。スー族は賢い。スプリングフィールドが単発だと知っていた。再装填する間を与えずに、第2波さ。」 ウエスタン映画「ウィンチェスター銃’73」(1950年 アンソニー・マン監督)は、”千に一丁の銃”と呼ばれる名銃ウィンチ…

バットマンは座れない、ロビン君は席を譲らない

このバットマンは可動式ではなく関節が曲がらないため、 自分の車であるにも関わらず、バットモービルに乗ることができない。 立ったまま乗れないバットマン 逆に、既に乗車した状態のロビン君は、車のシートとピタリとくっ付いて 一体化しているので、車か…

引越し先の住所は、はてなブログ

新しい住所は、 時計じかけの俺ンチ・・・? 館主が館の壁に掛けた「俺ンチ゛」 映画「時計じかけのオレンジ」/監督 スタンリー・キューブリック 新橋人形の館ホームページはこちらyakata-ningyou.webnode.jp ningyounoyakata.hatenablog.com ningyounoyaka…

これって、あれだ、キューブリックのあれっ!

「あの蝙蝠野郎の目ん玉ひん剥いて、 まばたきできないように目蓋をピンで留めて、 延々とこの映像を連続再生してやりたい。」 これは、ある人物と仲良くしようと無駄な努力を重ねた結果、 私の口から出た台詞である。 努力した結果は、 時計じかけのオレン…